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2017年2月 6日 (月)

巨大昆虫

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「多摩動物公園・昆虫館」に展示されている、「巨大昆虫」の実物大の復元図である。

「メガニューラ・モニイ」という名の「厡トンボ類」で、フランスの炭鉱で石炭から化石として発見された、「世界最大の昆虫」である。右下の現存する「オニヤンマ」と比較すると、その大きさが分かる。

今から約3億年前の、巨大な樹木が茂っていた「石炭紀」に繫栄していたとのことである。

高校の時地学の授業でお経のように覚えて、その後実生活では何の役にも立たなかった「地質年代表」を思いだした。

カンブリア紀⇒オルドビス紀⇒シルル紀⇒デボン紀⇒石炭紀⇒ベルム紀⇒三畳紀⇒ジュラ紀⇒白亜紀‐‐‐である。

そしてこの度、「巨大昆虫」をテーマにしたテレビ番組を観た。説明によると巨大トンボが栄えたのは、空気中の酸素の割合が今の20.9%に対し約35%もあり、これが身体を大きくした要因だといっている。

これまた地学で暗記して何の役にも立っていない、「空気中の構成順位」を思いだした。

窒素(N2)⇒酸素(O2)⇒アルゴン(Ar)⇒二酸化炭素(CO2)⇒ネオン(Ne)⇒ヘリウム(He)‐‐‐である。

「巨大昆虫」は環境の変化や天敵の鳥の出現などで、その後衰退の道を歩んだがその様は、栄えては滅んでゆく現代社会の「チエーン店」の様と「ダブッテ」見えるのであった。

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